专利摘要:
本発明は、2つのUSF値および2つのデータブロックを端末に送信する基地局の方法、装置およびコンピュータプログラムを提供する。基地局および端末は無線通信ネットワークに含まれる。2つのUSF値は、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックに亘って送信される。第1のデータブロックおよび2つのUSF値の第1部分は、第1の変調技術に従って変調され、第2のデータブロックおよび2つのUSF値の第2部分は第2の変調技術に従って変調される。変調されたデータブロックおよびUSF部分は端末に送信される。さらにUSF値およびデータブロックを基地局から受信する端末の方法、装置およびコンピュータプログラムについて説明する。さらに、制御ノードの方法、装置およびコンピュータプログラムについて説明する。
公开号:JP2011512095A
申请号:JP2010545832
申请日:2009-02-09
公开日:2011-04-14
发明作者:ホカン アクセルソン,;ステファン エリクソン,;モルテン スンドベリ,;アンダーシュ マルム,
申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル);
IPC主号:H04W28-06
专利说明:

[0001] 本発明は無線通信ネットワークにおける方法および装置、より詳細には変調分離を回避するための機構に関するものである。]
背景技術

[0002] GSMエボリューション(EDGE)のための高度化データ速度は第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP、Third Generation Partnership Project)/移動通信のためのグローバルシステム(GSM、Global System for Mobile Telecommunications)/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN、GSM/EDGE Radio Access Network)の一部として標準化されている。GERAN/EDGEエボリューションはGERAN仕様書リリース7の一部のような新たなパケットの特徴として見ることができよう。当該パッケージの一部はEGPRS2と呼ばれ、アップリンクおよびダウンリンク双方のために高次変調並びに高速シンボル速度を導入する。当該パッケージの別の部分を遅延低減(Reduced Latency)と呼び、時間送信間隔(TTI、Time Transmit Interval)を20msから10msに低減する。低減TTI(RTTI,Reduced TTI)と呼ぶことが多い特徴は、リリース7以前のレガシー(Legacy)端末をなおサポートするために、これまでのところダウンリンク伝送に要求を課している。1つのそのような要求は同一変調技術を使用して2つの連続ダウンリンクブロックを伝送するようにする。ブロックは2つの異なる端末を宛先指定することができるが、レガシー端末を次の期間の送信にスケジューリングすることを可能とするために、2つの連続ダウンリンクブロックは、ガウシアン最小シフトキーイング(GMSK、Gaussian Minimum Shift Keying)、8位相シフトキーイング(8PSK、8-Phase shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK、Quadrature Phase-Shift Keying)、16直交振幅変調(16QAM、16-Quadrature Amplitude Modulation)または32直交振幅変調(32QAM、32-Quadrature Amplitude Modulation)の何れかを用いて送信されるべきである。]
[0003] この要求の根拠は特定端末が1つまたは複数のアップリンク無線ブロックにアクセスするのを許可するのに使用するアップリンク状態フラグ(USF、Uplink State Flag)と呼ぶダウンリンクパラメータである。ダウンリンクにおいて何を送信しようが、USFが端末を指定すれば、レガシー端末並びにRTTI端末はUSFを復号できなければならない。]
[0004] RTTIモード、又は、基本送信時間間隔(BTTI、Basic Transmission Time Interval)モード、即ち4つの連続時間分割多元接続(TDMA、Time Division Multiple Access)フレーム上でマッピングする、例えば20msのレガシー方法の双方において、USFが送信されうる。USFを使用値に設定する場合、上記のように同一変調の使用に関する要求はBTTIUSFモードに対してのみ適用する。RTTIUSFモードの場合、2つのブロックにおける任意の変調の組み合わせが許容される。これを図1に示す。図1の左部はレガシー無線ブロックをダウンリンクで送信する場合を示し、右部はRTTI無線ブロックを送信する場合を示す。図1の右部に見ることができるように、2つの異なるダウンリンク無線ブロックに亘ってUSFを送信する。既存の技術的解決手法を使用すると、両無線ブロックで1つの、同一変調を使用して、USFビットを送信しなければならず、それ故同一変調を使用して、2つの無線ブロックを送信しなければならない。] 図1
発明が解決しようとする課題

[0005] 既存解決手法に伴う問題は、レガシー端末をサポートすることができることによりダウンリンクスケジューラに要求を課すことである。ダウンリンクスケジューラは2つの連続ブロックで同一変調を使用する必要がある。それにより2つのダウンリンクの何れかまたは両方の変調の選択が最適でなくなることが多い。この問題はよく変調分離と呼ばれている。]
[0006] 本発明の実施形態の目的は無線通信ネットワーク内の性能を改善する機構を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0007] 第1の態様によれば本目的を達成するのは、情報データを端末に送信する基地局の方法による。基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。第1および第2のデータブロックを同一端末または異なる端末に送信するようにする。本方法が含むのは、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックに亘って送信される、第1のUSF値および第2のUSF値の取得ステップである。本方法はまた第1のデータブロックに関連付けられた第1の変調技術情報の取得ステップを含む。さらに本方法が含むのは、取得した第1の変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF値の第1部分並びに第1のデータブロックの符号化ステップである。さらに本方法が含むのは、取得した第1の変調技術情報に従って符号化した第1および第2のUSF値の第1部分並びに符号化した第1のデータブロックの変調ステップである。また本方法がさらに含むのは、変調した第1および第2のUSF値の第1部分並びに変調した第1のデータブロックの送信ステップである。さらに本方法は加えて第2のデータブロックに関連付けられた第2の変調技術情報の取得ステップを含む。本方法がさらに追加して含むのは、取得した第2の変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF値の第2部分並びに第2のデータブロックの符号化ステップである。さらにその上、本方法がまた加えて含むのは、取得した第2の変調技術に従って符号化した第1および第2のUSF値の第2部分並びに符号化した第2のデータブロックの変調ステップである。なおさらに本方法が含むのは、変調した第1および第2のUSF値の第2部分並びに変調した第2のデータブロックの送信ステップである。]
[0008] 第2の態様によれば本目的をまた達成するのは、情報データを端末に送信する基地局装置による。基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。第1および第2のデータブロックを同一端末または異なる端末に送信するようにする。本装置は第1の取得ユニットを含む。第1の取得ユニットが取得するようにするのは、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックに亘って送信される、第1および第2のUSF値である。また本装置は第2の取得ユニットを含む。第2の取得ユニットが取得するようにするのは、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方に関連付けられた変調技術情報である。加えて本装置は符号化ユニットを含む。符号化ユニットが符号化するようにするのは、取得した変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF値の一部分並びに第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方である。さらにその上本装置はまた変調器ユニットを含む。変調器ユニットが変調するようにするのは、取得した変調技術情報に従って、符号化した第1および第2のUSF値の一部分並びに第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方である。追加して本装置はさらに送信ユニットを含む。送信ユニットが端末へ送信するようにするのは、変調した第1および第2のUSF値の一部分並びに変調したデータブロックである。]
[0009] 第3の態様によれば本目的をまた達成するのは、情報データを端末に送信する基地局の方法ステップの実行命令を含むコンピュータプログラムによる。基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。第1および第2のデータブロックを同一端末または異なる端末に送信するようにする。コンピュータプログラムが含むのは、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックに亘って送信される、第1および第2のUSF値の取得命令である。またコンピュータプログラムはさらに第1のデータブロックに関連付けられた第1の変調技術情報の取得命令を含む。さらにコンピュータプログラムがまた追加して含むのは、取得した第1の変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF値の第1部分並びに第1のデータブロックの符号化命令である。なおさらにコンピュータプログラムがまた含むのは、取得した第1の変調技術情報に従って、符号化した第1および第2のUSF値の第1部分並びに符号化した第1のデータブロックの変調である。さらに加えてコンピュータプログラムがまた含むのは、変調した第1および第2のUSF値の第1部分並びに変調した第1のデータブロックの送信である。またコンピュータプログラムはさらに第2のデータブロックに関連付けられた第2の変調技術情報の取得命令を含む。なおさらに加えてコンピュータプログラムがまた含むのは、取得した第2の変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF値の第2部分並びに取得した第2のデータブロックの符号化である。さらにその上コンピュータプログラムが追加して含むのは、取得した第2の変調技術に従って、符号化した第1および第2のUSF値の第2部分並びに符号化した第2のデータブロックの変調である。なおさらに加えてコンピュータプログラムが含むのは、変調した第1および第2のUSF値の第2部分並びに変調した第2のデータブロックの送信命令である。当該コンピュータプログラムは、基地局内に設けられた処理ユニット上で実行される。]
[0010] 第4の態様によれば本目的を達成するのは、基地局から情報データを受信する端末の方法による。基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。本方法が含むのは、変調された第1および第2のUSF値の第1部分並びに変調された第1のデータブロックの基地局からの受信ステップである。また本方法が含むのは、第1の変調技術情報に従って受信した第1および第2のUSF値の第1部分並びに受信した第1のデータブロックの復調ステップである。さらに本方法が加えて含むのは、変調された第1および第2のUSF値の第2部分並びに変調された第2のデータブロックの基地局からの受信ステップである。さらにその上、本方法がまた含むのは、第2の変調技術情報に従って受信した第1および第2のUSF値の第2部分並びに受信した第2のデータブロックの復調ステップである。追加して本方法がさらにその上含むのは、復調した第1のデータブロックへの復調した第2のデータブロックの追加による情報データの抽出ステップである。なおさらにその上、本方法は加えて抽出情報データの復号化ステップを含む。]
[0011] 第5の態様によれば本目的をまた達成するのは、基地局から情報データを受信する端末の装置による。基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。本装置は受信ユニットを含む。受信ユニットが受信するようにするのは、基地局からの変調された第1のUSF値および第2のUSF値の一部分並びに変調されたデータブロックである。さらに本装置は復調ユニットを含む。復調ユニットが復調するようにするのは、受信した第1および第2のUSF値の一部分並びに受信したデータブロックである。なおさらに加えて本装置は抽出ユニットを含む。抽出ユニットが抽出するようにするのは、復調したデータブロックの別の復調したデータブロックへの追加によって得られる情報データである。また本装置は復号ユニットを含む。復号ユニットは抽出情報データを復号化するようにする。]
[0012] 第6の態様によれば本目的をまた達成するのは、基地局から情報データを受信する端末の方法ステップの実行命令を含むコンピュータプログラムによる。基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。コンピュータプログラムが含むのは、変調された第1のUSF値および第2のUSF値の第1部分並びに変調された第1のデータブロックの基地局からの受信命令である。またコンピュータプログラムが含むのは、第1の変調技術情報に従って受信した第1および第2のUSF値の第1部分並びに受信した第1のデータブロックの復調命令である。加えてコンピュータプログラムが含むのは、変調された第1および第2のUSF値の第2部分並びに変調された第2のデータブロックの基地局からの受信命令である。なおさらにコンピュータプログラムが含むのは、第2の変調技術情報に従って受信した第1および第2のUSF値の第2部分並びに受信した第2のデータブロックの復調命令である。追加してコンピュータプログラムが含むのは、復調した第1のデータブロックへの復調した第2のデータブロックの追加によって得られる情報データの抽出命令である。さらにその上コンピュータプログラムがまた含むのは、抽出情報データの復号化命令である。当該コンピュータプログラムは、端末内に設けられた処理ユニット上で実行される。]
[0013] 第7の態様によれば本目的を達成するのは、情報データの端末への送信において基地局をサポートする制御ノードの方法による。制御ノード、基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。本方法が含むのは、基地局から端末に送信される、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方に関連付けられた変調情報情報の提供ステップである。また本方法がさらに含むのは、基地局から端末に送信される、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方に関連付けられた第1のUSF値および第2のUSF値の提供ステップである。]
[0014] 第8の態様によれば本目的をまた達成するのは、情報データの端末への送信において基地局をサポートする制御ノードの装置による。制御ノード、基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。本装置は第1の提供ユニットを含む。第1の提供ユニットが提供するようにするのは、基地局から端末に送信される、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方に関連付けられた変調情報である。また本装置がさらに含むのは、基地局から端末に送信される、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方に関連付けられた第1のUSF値および第2のUSF値を提供するようにする第2の提供ユニットである。]
[0015] 第9の態様によれば本目的をまた達成するのは、情報データの端末への送信において基地局をサポートする制御ノードの方法ステップの実行命令を含むコンピュータプログラムによる。制御ノード、基地局および端末は無線通信ネットワーク内に含まれる。情報データは第1のデータブロックおよび第2のデータブロックを含む。コンピュータプログラムが含むのは、基地局から端末に送信される、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方に関連付けられた変調情報の提供命令である。またコンピュータプログラムが含むのは、基地局から端末に送信される、第1のデータブロックおよび第2のデータブロックの少なくとも一方に関連付けられた第1のUSF値および第2のUSF値の提供命令である。当該コンピュータプログラムは、制御ノード内に設けられた処理ユニット上で実行される。]
[0016] 本方法、装置およびコンピュータプログラムにより、各データブロックの送信を開始する場合その瞬間に最も正確な変調技術を使用して、各送信データブロックを変調することが可能である。これを達成するのは、変調分離を招くことなくダウンリンクスケジューラが自由に動作することができるような方法のアップリンクスケジューリングパラメータの修正による。一実施形態において、種々の変調を2つの連続RTTI無線ブロックで使用する。それにより、スペクトラムおよびハードウェア利用率の増加が生じる。これはスペクトラム効率を改善するが、遅延を低減する特徴を導入する場合にもなおレガシー端末のサポートを行う。従って、無線通信ネットワーク内の性能改善をもたらす。]
[0017] 本発明の以下の詳細な説明から、本発明の他の目的、利点および新しい特徴が明らかになろう。]
図面の簡単な説明

[0018] 従来技術によるUSFマッピングを示す概要ブロック図である。
無線通信ネットワークを示すブロック図である。
本方法の実施形態によるUSFマッピングを示す概要ブロック図である。
2つのテーブルを示す図である。テーブル1は現仕様化USFコードワードを示す。テーブル2は本方法による混合変調コードワードの一例を示す。
基地局の方法の実施形態を示す概要フローチャートである。
基地局装置の実施形態を示すブロック図である。
端末の方法の実施形態を示す概要フローチャートである。
端末装置の実施形態を示すブロック図である。
制御ノードの方法の実施形態を示す概要フローチャートである。
制御ノード装置の実施形態を示すブロック図である。]
実施例

[0019] 本解決手法を定義するのは、基地局の方法、コンピュータプログラムおよび装置、並びに端末の方法、コンピュータプログラムおよび装置、並びに制御ノードの方法、コンピュータプログラムおよび装置としてであり、これらを以下で説明する実施形態において実現することができる。しかしながら、本解決手法は多くの異なる形式で実施することができ、本明細書に示す実施形態に限定すると解釈すべきでなく;むしろこれらの実施形態を提示するのは、この開示が詳細かつ完全であり、本解決策の範囲を十分に知らせしめるためである。理解すべきは、本方法、コンピュータプログラムおよび/または装置は開示する何れかの特定の形式に制限する意図はなく、逆に本方法、コンピュータプログラムおよび装置が特許請求の範囲により定義するように本解決手法の範囲内に入る全ての修正、等価物並びに代替物を含むことである。]
[0020] 勿論本解決手法の本質的特徴を逸脱することなく本明細書に特に示すものと違う方法で、本解決手法を実行することができる。本実施形態は全ての点で例示的であり、限定的ではないと考えるべきであり、添付する特許請求の範囲の意味し、同等の範囲に入る全ての変更は特許請求の範囲に含むと考えられる。]
[0021] 図2は無線通信ネットワーク100の一例を示す概要図である。無線通信ネットワーク100は少なくとも1つの基地局110を含み、複数の端末120、端末130を含む。基地局110はセル150内に位置する端末120、端末130へ無線信号を送信することができ、端末120、端末130からの無線信号を受信することができる。無線通信ネットワーク100はさらに制御ノード140を含む。] 図2
[0022] ただ1つの基地局110のみを図2に示すが、理解すべきは基地局通信機の別の構成が無線通信ネットワーク100を定義する例えば移動交換センタおよびその他のネットワークノードを接続することができることである。さらに基地局110は、例えば使用する無線アクセス技術および用語に応じて、例えばリモート無線ユニット、アクセスポイント、ノードB、進展ノードB(eノードB、evolved Node B)および/または基地通信局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、などと称してもよい。] 図2
[0023] 幾つかの実施形態で端末120、端末130を表すことができるのは、無線通信デバイス、無線通信端末、移動セルラー電話機、パーソナル通信システム端末、移動局(MS、mobile station)パーソナルディジタルアシスタント(PDA、Personal Digital Assistant)、ラップトップ、ユーザ装置(UE、User Equipment)、コンピュータまたは無線リソース管理のできる任意の他の種類のデバイスであってもよい。]
[0024] 無線通信ネットワーク100が基づくことができる技術は、幾つかの任意の非限定例を記述すると、例えば移動通信のためのグローバルシステム(GSM)、GSMエボリューションのための高度化データ速度(EDGE、Enhanced Data rates for GSM Evolution)、汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、高速ダウンリンクパケットデータアクセス(HSDPA、High Speed Downlink Packet Data Access)、高速アップリンクパケットデータアクセス(HSUPA、High Speed Uplink Packet Data Access)、高データ速度(HDR、High Data Rate)高速パケットデータアクセス(HSPA、High Speed Packet Data Access)、汎用移動通信システム(UMTS、Universal Mobile Telecommunications System)、などである。]
[0025] さらに本明細書で使用するように幾つかの実施形態に従い、無線通信ネットワーク100がさらに関係しうるのは、ワイヤレス・フィディリティー(WiFi、Wireless Fidelity)およびマイクロ波アクセスのための世界相互動作(WiMax、Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN、Wireless Local area Networks)、または任意の他の無線通信技術に従うブルートゥースである。]
[0026] しかしながら留意すべきは、本解決手法を無線通信ネットワーク100内の無線インタフェースを経て専ら実行するように決して限定せず、幾つかのノードが無線接続し、幾つかのノードが有線接続を有する無線通信ネットワーク100内において、本解決手法を実行することができることである。]
[0027] しかしながら幾つかの特定の非限定実施形態によれば、無線通信ネットワーク100はGERANエボリューションおよび/またはEGPRS2内の遅延低減に従い動作するようにする。]
[0028] 制御ノード140は例えば基地局コントローラ(BSC、Basic Station Controller)でありうる。制御ノード140は無線通信ネットワーク100の管理要素であり、制御ノード140に接続する基地局110の制御を担う。制御ノード140はさらに例えば無線リソース管理;幾つかの移動管理機能を実行することができ、例えば制御ノード140の幾つかの可能な機能を示す幾らかの簡単な例を記述すると、基地局110から端末120、端末130へ送信する情報データに関連付けられた変調情報および/またはUSF値を提供することができる。]
[0029] 端末120はさらに無線通信ネットワーク100内に含む基地局110を介して例えば端末130のような他端末または図1に示さない他端末と通信することができる。] 図1
[0030] 基地局110はさらに端末120、端末130のアップリンク送信をスケジュールする。特定アップリンクリソースへのアクセスを端末120に許可するために、図3に関してさらにより詳細に説明するように、端末120または任意の他端末130へ送信する任意のダウンリンクデータと共に、アップリンク状態フラグ(USF)値を基地局110から端末120へ送信する。] 図3
[0031] ここで使用される用語「ダウンリンク」は、基地局110から端末120、端末130への送信を示し、一方用語「アップリンク」は、端末120、端末130から基地局110への送信を示す。]
[0032] 図3は本方法の幾つかの実施形態によるUSFマッピングを示す概要ブロック図である。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1のUSF310および第2のUSF320は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302に亘って送信される。BTTIUSFモードの第1および第2のUSF310、USF320は現標準化プロトコルにより4つの連続TDMAフレーム、即ち20msにマッピングされる。] 図3
[0033] 本解決手法の基本概念は変調分離を招くことなく、ダウンリンクスケジューラが自由に動作することができるような方法でアップリンクスケジューリングパラメータを準備することである、即ちダウンリンクスケジューラは2つの連続RTTI無線ブロック301およびブロック302で異なる変調を使用することができる。例えば第1のRTTI無線ブロック301を第1の端末120に送信し、第2のRTTI無線ブロック302を第2の端末130に送信するように、2つの連続RTTI無線ブロック301およびブロック302を同一端末120または異なる端末120、端末130に送信することができる。]
[0034] アップリンクスケジューリングに使用し、異なる変調技術により送信する第1のUSF310および第2のUSF320を端末120、端末130が読み、復号することができるように、新しいUSFコードワードを定義し、標準化することができる。]
[0035] USFコードワード310の第1部分をある変調により、第2部分を別の変調により送信することが可能なような方法で、本解決手法によるUSFコードワードを定義する。]
[0036] このように従って第1のUSF310および第2のUSF320の第1部分を第1のデータブロック301に亘って送信し、第1のUSF310および第2のUSF320の第2部分を第2のデータブロック302に亘って送信される、ので、各データブロック301、302並びに第1のUSF310および第2のUSF320の対応部をその瞬間に各ブロックに最も適する変調技術を使用して変調することができる。最も適する変調技術は例えば無線伝搬状態に基づき選択することができる。]
[0037] 本方法によれば、可能な変調技術の例えば次の非網羅的リスト:標準シンボル速度のガウシアン最小シフトキーイング(GMSK)、8位相シフトキーイング(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)、並びに、高シンボル速度の4位相シフトキーイング(QPSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)の全ての可能な組み合わせについて、新しいUSFコードワードを定義する。]
[0038] ある変調技術が他より強固でありうることを考慮し、USFコードワードをさらに幾つかの実施形態に従い構築し、コードの誤り訂正能力を最適化することができる。図4に関してさらに説明するように、幾つかの実施形態に従い現仕様化USFコードワードの使用および異なる変調技術の2つのUSFコードワードの半分への適用により、USFコードワードを構築することができる。] 図4
[0039] 図4は2つのテーブル、テーブル1およびテーブル2を示す。] 図4
[0040] テーブル1は現仕様化USFコードワードを示す。第1の欄は端末120に送信する0と7の間のUSF値310を含む。第2の欄は変調技術GMSKによる特定のUSF値310、320のUSFコードワードへの符号化法を示す。第3の欄は変調技術8PSKによりUSFコードワードに符号化する特定のUSF値310、320を示す。テーブル1はこのように従来技術解決手法によるこのような変調の実行法を示す。]
[0041] テーブル2は本方法の実施形態による混合変調コードワードの例を示す。以下のように現仕様化USFコードワードの使用により、USFコードワードを構築する。]
[0042] 取得するのは、基地局110から端末120に送信するUSF値310、320、0と7の間の数、最初の10msのデータブロック301で使用する変調技術および第2の10msのデータブロック302で使用する変調技術である。幾つかの実施形態に従い、列挙するパラメータを制御ノード140から取得することができる。]
[0043] 従って第1のデータブロック301の変調に使用するのと同じ変調技術、ここではGMSKにより、USFコードワードの第1部分(半分)を変調する。加えて第1のデータブロック301の変調、ここではGMSKに基づき、USFコードワードの第1部分の値を選択する。第2のデータブロック302の変調に使用する変調技術、ここでは8PSKにより、USFコードワードの第2部分(残りの半分)を変調する。加えて第2のデータブロック302の変調、ここでは8PSKに基づき、USFコードワードの第2部分の値を選択する。留意すべきは新しいUSFコードワード構築に関する本発明の概念を単に示すために、変調技術GMSKおよび8PSKの使用をここに記述し、図4に描写することである。しかしながら本解決手法によれば、グループ:標準シンボル速度のGMSK、8PSK、16QAMおよび32QAM;高シンボル速度のQPSK、16QAMおよび32QAM内の任意の変調技術により変調するUSFコードワードの、第1部分と、上記列挙した変調技術の同一グループ内の任意の他変調技術により変調するUSFコードワードの第2部分との結合により新しいUSFコードワードを構築することができる。] 図4
[0044] 幾つかの実施形態によれば、第1のデータブロック301およびUSFコードワードの第1部分(半分)を送信区間の最初の10msの間に送信することができ、第2のデータブロック302およびUSFコードワードの第2部分(残りの半分)を後続する送信区間の10msの間に送信することができる。]
[0045] 受信機側で、端末120は、第1の変調技術を使用して第1のデータブロック301を、第2の変調技術を使用して第2のデータブロック302を復調する。第1の変調技術を使用して第1のUSF310および第2のUSF320の第1部分が復調され、第2の変調技術を使用して第1のUSF310および第2のUSF320の第2部分が復調されるように各部分から、符号化USF310およびUSF320に対応する受信情報が抽出される。第1のUSF310および第2のUSF320の2つのそれぞれの復調した部分を追加することにより、第1のUSF310および第2のUSF320を復号することができる。]
[0046] 幾つかのオプションの実施形態に従い、遅延低減および/またはEGPRS2のような関連付けられた特徴のサポートを指示することにより、端末120はさらにこの特徴サポートを暗に指示することができる。例えばダウンリンクデータブロック310、データブロック320を基地局110から端末120に送信することになる前に、ある利点を伴うこのような指示情報をさらにオプションとして基地局に送信することができる。これにより、基地局110は、端末120に送信しようとするデータブロック310、320が同一変調技術を使用して送信されるか、または第2のデータブロック302を第1のデータブロック301と異なる変調技術を使用して送信されるかに関する情報受信する。]
[0047] 図5は基地局110で実行する方法ステップ501乃至510の実施形態を示すフローチャートである。本方法は端末120への情報データ300の送信を目的とする。基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。無線通信ネットワーク100はさらに制御ノード140および/またはさらに端末130を含んでもよい。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302は同一端末120または異なる端末120、端末130に送信される。] 図5
[0048] 情報データ300を端末120に適するように送信するために、本方法は方法ステップ501乃至510の幾つかを含むことができる。]
[0049] しかしながら留意すべきは、説明する方法ステップ501乃至510の幾つかはオプションであり、幾つかの実施形態内にのみ含むことである。さらに留意すべきは種々の実施形態によれば、方法ステップ501乃至510は任意の時間順序で実行することができ、そのうちの幾つか、例えばステップ501およびステップ502または全ての方法ステップ501乃至510でさえ同時に、または変更し、任意に再配置し、分解しまたは全く完全に逆時間順序で実行することができることである。本方法は次のステップを含むことができる。]
[0050] ステップ501
このステップはオプションであり、幾つかの実施形態内でのみ実行することができる。]
[0051] 幾つかの実施形態によれば、第1のデータブロック301と異なる変調技術により変調する第2のデータブロック302を、端末120が受信することを確認する確認情報を端末120から受信することができる。]
[0052] オプションの確認情報は例えば遅延低減および/またはEGPRS2のサポートおよび/または能力を示してもよい。遅延低減および/またはEGPRS2をサポートする端末120、端末130によって混合変調USFの特徴がサポートされるため、混合変調USFをサポートすることを確認することは必ずしも必要ではない。]
[0053] 従って、基地局110は、端末120に送信しようとするデータブロック310、320を、同一変調技術を使用して送信されるか、または第2のデータブロック302を第1のデータブロック301と異なる変調技術を用いて送信されるかに関する情報を受信することができる。]
[0054] ステップ502
第1のデータブロック301および第2のデータブロック302に亘って送信される第1のUSF310および第2のUSF320を取得する。]
[0055] 幾つかの実施形態によれば、第1のUSF310および第2のUSF320は制御ノード140から取得することができる。]
[0056] ステップ503
第1のデータブロック301に関連付けられた第1の変調技術情報を取得する。]
[0057] 第1のデータブロック301に関連付けられた変調技術は幾つかのオプションの実施形態によれば次の任意の変調技術でありうる:標準シンボル速度のガウシアン最小シフトキーイング(GMSK)、8位相シフトキーイング(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)、並びに、高シンボル速度の4位相シフトキーイング(QPSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)。]
[0058] 第1のデータブロック301に関連付けられた変調技術情報は幾つかの実施形態によれば制御ノード140から取得することができる。]
[0059] ステップ504
取得した第1の変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに第1のデータブロック301を符号化する。]
[0060] ステップ505
符号化した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに第1の符号化データブロック301を、取得した第1の変調技術情報に従って変調する。]
[0061] ステップ506
変調した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに変調した第1のデータブロック301を端末120に送信する。]
[0062] 幾つかの実施形態によれば、第1および第2のUSF310、320の第1部分と共に、第1のデータブロック301は、送信区間の最初の10msの間に送信される。]
[0063] ステップ507
第2のデータブロック302に関連付けられた第2の変調技術情報を取得する。]
[0064] 第2のデータブロック302に関連付けられた変調技術は、幾つかのオプションの実施形態によれば次の任意の変調技術でありうる:標準シンボル速度のGMSK、8PSK、16QAMおよび32QAM、並びに、高シンボル速度のQPSK、16QAMおよび32QAM。]
[0065] 第2のデータブロック302に関連付けられた変調技術情報は幾つかの実施形態によれば制御ノード140から取得することができる。]
[0066] ステップ508
第2の取得変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに第2のデータブロック302を符号化する。]
[0067] ステップ509
符号化した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに第2の符号化データブロック302を取得した第2の変調技術情報に従って変調する。]
[0068] ステップ510
変調した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに第2の変調データブロック302を端末120に送信する。]
[0069] 幾つかの実施形態によれば、第1および第2のUSF310、USF320の第2部分と共に、第2のデータブロック302は、後続する送信区間の10msの間に送信される。]
[0070] 変調した第2のデータブロック302は幾つかのオプションの実施形態によれば第1のデータブロック301と別の端末130に送信することができる。]
[0071] 図6は基地局110に設けられる装置600の実施形態を示すブロック図である。装置600は情報データ300を端末120に送信する方法ステップ501乃至510を実行するように構成される。基地局110および端末120は、無線通信ネットワーク100内に含まれる。オプションとして、無線通信ネットワーク100は制御ノード140および/またはさらに端末130を含むことができる。さらに情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302を同一端末120または異なる端末120、端末130に送信するようにする。] 図6
[0072] 説明を容易にするため、本方法を実行するのに全く必要でない装置600のあらゆる内部電子装置を図6から省略した。] 図6
[0073] 装置600は第1の取得ユニット601を含む。取得ユニット601が取得するようにするのは、第1のデータブロック301および第2のデータブロック302に亘って送信されるUSF値310、320である。さらに装置600は第2の取得ユニット602を含む。第2の取得ユニット602が取得するようにするのは、第1のデータブロック301および/または第2のデータブロック302に関連付けられた変調技術(情報)である。また装置600は符号化ユニット603を含む。符号化ユニット603が符号化するようにするのは、取得した変調技術用に、取得したUSF値310、USF320の一部および第1のデータブロック301または第2のデータブロック302である。さらに、装置600は変調器ユニット604を含む。変調器ユニット604が取得した変調技術情報に従い変調するようにするのは、符号化USF値310、USF320の一部および第1のデータブロック301または第2のデータブロック302である。さらに、装置600は送信ユニット607を含む。送信ユニット607が端末120に送信するようにするのは、USF値310、USF320の変調した部分および変調したデータブロックである。]
[0074] 装置600は幾つかの実施形態によれば処理ユニット620を含むことができる。処理ユニット620を表すことができるのは、例えば中央処理ユニット(CPU、Central Processing Unit)、プロセッサ、マイクロプロセッサ、または命令を解釈し、実行することができるその他の処理論理による。処理ユニット620が実行することができるのは、呼処理制御、ユーザインタフェース制御若しくは同類のようなデータバッファリングおよびデバイス制御機能を包含するデータの入力、出力および処理の全てのデータ処理機能である。]
[0075] また装置600はオプションとして送信ユニット607および/または受信ユニット610を含むことができる。]
[0076] 留意すべきは、装置600内に含む説明するユニット601乃至620は個別の論理エンティティと見なしうるが、必ずしも個別の物理エンティティと見なす必要はないことである。ユニット601乃至620の何れか、幾つかまたは全ては同一物理ユニット内に含む、即ち共通配置することができる。しかしながら装置600の機能の理解を容易にするために、包含ユニット601乃至620を個別の物理ユニットとして図6に示す。] 図6
[0077] 幾つかの実施形態によれば、このように送信ユニット607および例えば受信ユニット610は1つの物理ユニット、通信機内に含むことができ、通信機は送信機回路および受信機回路を含むことができ、通信機はそれぞれ端末120、端末130への出力無線周波数信号を送信し、オプションアンテナにより端末120、端末130から入力無線周波数信号を受信する。アンテナは固定アンテナ、取り出し可能アンテナまたは本装置の範囲を逸脱しない任意のその他のアンテナでありうる。基地局110と端末120、130間で伝送する無線周波数信号はトラフィックおよび制御信号、例えば着信呼のページング信号/メッセージを共に含むことができ、トラフィックおよび制御信号を使用しうるのは別の相手との音声呼通信の確立、維持、またはある端末120から別のリモート端末130へ/からSMS、電子メール若しくはMMSメッセージのようなデータの送信および/または受信である。]
[0078] 基地局110のコンピュータプログラム
本ステップ501乃至510の機能を実行するコンピュータプログラムと共に基地局110の1つまたは複数の処理ユニット620により、基地局110の方法ステップ501乃至510を実装することができる。従って基地局110の方法ステップ501乃至510の実行命令を含むコンピュータプログラムは情報データ300の端末120への送信方法を実行することができる。]
[0079] 処理ユニット620にロードする場合、本解決手法によれば、方法ステップ501乃至510を実行するコンピュータプログラムを含むデータ担体の形式で、上記のコンピュータプログラムを例えば提供することができる。データ担体は例えばハードディスク、CDROMディスク、メモリスティック、光蓄積デバイス、磁気蓄積デバイスまたは機械で読み取り可能なデータを保持することができるディスク若しくはテープのような任意のその他の適する媒体でありうる。コンピュータプログラムはさらに、サーバのコンピュータプログラムとして提供することができ、リモートから例えばインターネットまたはイントラネット接続を経て基地局110にダウンロードすることができる。]
[0080] 基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302を同一端末120または異なる端末120、端末130に送信するようにする。コンピュータプログラムが含むのは、第1のデータブロック301および第2のデータブロック302に亘って送信される、第1のアップリンク状態フラグ310および第2のアップリンク状態フラグ320の取得命令である。さらにコンピュータプログラムが含むのは、第1のデータブロック301に関連付けられた第1の変調技術情報取得命令である。またコンピュータプログラムが含むのは、取得した第1の変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに第1のデータブロック301の符号化命令である。加えてコンピュータプログラムが含むのは、取得した第1の変調技術情報に従って符号化した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに符号化した第1のデータブロック301の変調命令である。さらに加えてコンピュータプログラムが含むのは、変調した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに変調した第1のデータブロック301の送信命令である。追加してコンピュータプログラムが含むのは、第2のデータブロック302に関連付けられた第2の変調技術情報取得命令である。さらにその上コンピュータプログラムが含むのは、取得した第2の変調技術情報用に、取得した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに第2のデータブロック302の符号化命令である。またさらにその上コンピュータプログラムが含むのは、取得した第2の変調技術情報に従って符号化した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに符号化した第2のデータブロック302の変調命令である。なおさらにコンピュータプログラムがまた含むのは、コンピュータプログラムが基地局110内に含む処理ユニット620上で動作する場合の変調した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに変調した第2のデータブロック302の追加送信命令である。]
[0081] 図7は端末120で実行する方法ステップ701乃至707の実施形態を示すフローチャートである。本方法は基地局110からの情報データ300の受信を目的とする。基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。無線通信ネットワーク100はさらに制御ノード140および/またはさらに端末130を含むことができる。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302は同一端末120または異なる端末120、端末130に送信するようにする。] 図7
[0082] 情報データ300を基地局110から好適に受信するために、本方法は方法ステップ701乃至707の幾つかを含むことができる。]
[0083] しかしながら留意すべきは、説明する方法ステップ701乃至707の幾つかはオプションであり、幾つかの実施形態内にのみ含むことである。さらに留意すべきは種々の実施形態によれば、方法ステップ701乃至707は任意の時間順序で実行することができ、そのうちの幾つか、例えばステップ701およびステップ704または全ての方法ステップ701乃至707でさえ同時に、または変更し、任意に再配置し、分解しまたは全く完全に逆時間順序で実行することができることである。本方法は次のステップを含むことができる。]
[0084] ステップ701
このステップはオプションであり、幾つかの実施形態内でのみ実行することができる。]
[0085] 第1のデータブロック301と異なる変調技術により変調する第2のデータブロック302を、端末120が受信するようにすることを確認する確認情報を基地局110に送信することができる。]
[0086] 幾つかのオプションの実施形態によれば、確認情報は端末120が遅延低減および/またはEGPRS2をサポートすることを指示することができる。遅延低減および/またはEGPRS2をサポートする端末120、端末130により混合変調USFの特徴をサポートするため、混合変調USFをサポートすることを確認することは必ずしも必要ではない。]
[0087] ステップ702
変調された第1のUSF310および第2のUSF320の第1部分並びに変調された第1のデータブロック301を基地局110から受信する。]
[0088] 幾つかの実施形態によれば、第1および第2のUSF310、320の第1部分と共に、第1のデータブロック301を受信区間の最初の10msの間に受信することができる。]
[0089] ステップ703
受信した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに受信した第1のデータブロック301を第1の変調技術情報に従って復調する。]
[0090] 第1のデータブロック301に関連付けられた変調技術は、幾つかのオプションの実施形態によれば次の任意の変調技術でありうる:標準シンボル速度のGMSK、8PSK、16QAMおよび32QAM、並びに、高シンボル速度のQPSK、16QAMおよび32QAM。]
[0091] ステップ704
変調された第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに変調された第2のデータブロック302を基地局110から受信する。]
[0092] 幾つかの実施形態によれば、第1および第2のUSF310、320の第2部分と共に、第2のデータブロック302を後続する受信区間の10msの間に受信することができる。]
[0093] ステップ705
受信した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに受信した第2のデータブロック302を第2の変調技術情報に従って復調する。]
[0094] 第2のデータブロック302に関連付けられた変調技術は、幾つかのオプションの実施形態によれば次の任意の変調技術でありうる:標準シンボル速度のGMSK、8PSK、16QAMおよび32QAM、並びに、高シンボル速度のQPSK、16QAMおよび32QAM。]
[0095] ステップ706
復調した第2のデータブロック302を復調した第1のデータブロック301へ追加することにより情報データを抽出する。]
[0096] ステップ707
抽出した情報データ300を復号する。]
[0097] 図8は端末120に設けられる装置800の実施形態を示すブロック図である。装置800は情報データ300を基地局110から受信する方法ステップ701乃至707を実行するように構成される。基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。オプションとして、無線通信ネットワーク100は制御ノード140および/またはさらに端末130を含むことができる。さらに情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302を同一端末120または異なる端末120、端末130に送信するようにする。] 図8
[0098] 説明を容易にするため、本方法を実行するのに全く必要でない装置800のあらゆる内部電子装置を図8から省略した。] 図8
[0099] 装置800は受信ユニット801を含む。受信ユニット801は第1のアップリンク状態フラグ310および第2のアップリンク状態フラグ320部分分および変調されたデータブロック301、302を基地局110から受信する。さらに装置800は復調ユニット802を含む。復調ユニット802は受信した第1および第2のUSF310、320の部分および受信したデータブロック301、302を復調する。また装置800は抽出ユニット804を含む。復調したデータブロック302を別の復調したデータブロック301へ追加することにより、抽出ユニット804は情報データを抽出する。さらに、装置800は復号ユニット805を含む。復号ユニット805は抽出情報データ300を復号する。]
[0100] 装置800は幾つかの実施形態によれば処理ユニット820を含むことができる。処理ユニット820を表すことができるのは、例えばCPU、プロセッサ、マイクロプロセッサ、または命令を解釈し、実行することができるその他の処理論理による。処理ユニット820が実行することができるのは、呼処理制御、ユーザインタフェース制御若しくは同類のようなデータバッファリングおよびデバイス制御機能を包含するデータの入力、出力および処理の全てのデータ処理機能である。]
[0101] また、装置800はオプションとして送信ユニット810および/または受信ユニット801を含むことができる。]
[0102] 留意すべきは、装置800内に含む説明するユニット801乃至820は個別の論理エンティティと見なしうるが、個別の物理エンティティと見なす必要はないことである。ユニット801乃至820の何れか、幾つかまたは全ては同一物理ユニット内に含む、即ち共通配置することができる。しかしながら装置800の機能の理解を容易にするために、包含ユニット801乃至820を個別の物理ユニットとして図8に示す。] 図8
[0103] 幾つかの実施形態によれば、このように受信ユニット801および例えば送信ユニット810は1つの物理ユニット、通信機内に含むことができ、通信機は送信機回路および受信機回路を含むことができ、通信機はそれぞれ基地局110への出力無線周波数信号を送信し、オプションアンテナにより基地局110から入力無線周波数信号を受信する。アンテナは固定アンテナ、取り出し可能アンテナまたは本装置の範囲を逸脱しないその他の任意のアンテナでありうる。基地局110と端末120、130間で伝送する無線周波数信号はトラフィックおよび制御信号、例えば着信呼のページング信号/メッセージを共に含むことができ、トラフィックおよび制御信号を使用しうるのは別の相手との音声呼通信の確立、維持、またはある端末120から別のリモート端末130へ/からSMS、電子メール若しくはMMSメッセージのようなデータの送信および/または受信である。]
[0104] 端末120のコンピュータプログラム
本ステップ701乃至707の機能を実行するコンピュータプログラムと共に端末120の1つまたは複数の処理ユニット820により、端末120の方法ステップ701乃至707を実装することができる。従って端末120の方法ステップ701乃至707の実行命令を含むコンピュータプログラムは情報データ300を基地局110から受信することができる。]
[0105] 処理ユニット820にロードする場合本解決手法によれば、方法ステップを実行するコンピュータプログラムを含むデータ担体の形式で、上記のコンピュータプログラムを例えば提供することができる。データ担体は例えばハードディスク、CDROMディスク、メモリスティック、光蓄積デバイス、磁気蓄積デバイスまたは機械で読み取り可能なデータを保持することができるディスク若しくはテープのような任意のその他の適する媒体でありうる。コンピュータプログラムはさらにその上、サーバのコンピュータプログラムとして提供することができ、リモートから例えばインターネットまたはイントラネット接続を経て端末120にダウンロードすることができる。]
[0106] 基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302を同一端末120または異なる端末120、端末130に送信する。コンピュータプログラムが含むのは、変調された第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに変調された第1のデータブロック301の基地局110からの受信命令である。またコンピュータプログラムが含むのは、第1の変調技術情報に従って受信した第1および第2のUSF310、320の第1部分並びに受信した第1のデータブロック301の復調命令である。さらにコンピュータプログラムがまた含むのは、変調された第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに変調された第2のデータブロック302の基地局110からの受信命令である。追加してコンピュータプログラムがまた含むのは、第2の変調技術情報に従って受信した第1および第2のUSF310、320の第2部分並びに受信した第2のデータブロック302のさらなる復調命令である。さらにその上コンピュータプログラムが加えてまた含むのは、復調した第2のデータブロック302を復調した第1のデータブロック301への追加することによる情報データの抽出命令である。なおさらにコンピュータプログラムが含むのは、コンピュータプログラムが端末120内に含む処理ユニット820上で動作する場合の抽出情報データ300の追加復号命令である。]
[0107] 図9は制御ノード140で実行する方法ステップ901乃至902の実施形態を示すフローチャートである。本方法は情報データ300の端末120への送信における基地局110のサポートを目的とする。制御ノード140、基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。無線通信ネットワーク100はさらに制御ノード140および/またはさらに端末130を含むことができる。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302は同一端末120または異なる端末120、端末130に送信するようにする。] 図9
[0108] 情報データ300の端末120への送信において基地局110を適するようにサポートするために、本方法は方法ステップ901乃至902の幾つかを含むことができる。]
[0109] しかしながら留意すべきは種々の実施形態によれば、方法ステップ901乃至902は任意の時間順序で実行することができ、そのうちの幾つか、例えばステップ901およびステップ902または全て2つの方法ステップ901乃至902でさえ同時に、または変更し、任意に再配置し、分解しまたは全く完全に逆時間順序で実行することができることである。本方法は次のステップを含むことができる。]
[0110] ステップ901
基地局110から端末120に送信する第1のデータブロック302および/または第2のデータブロック302に関連付けられた変調情報を提供する。]
[0111] ステップ902
基地局110から端末120に送信する第1のデータブロック302および/または第2のデータブロック302に関連付けられた第1および第2のUSF値310、320を提供する。]
[0112] 図10は制御ノード140に設けられる装置1000の実施形態を示すブロック図である。装置1000は情報データ300の端末120への送信において基地局110をサポートする方法ステップ901乃至902を実行するように構成される。制御ノード140、基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。] 図10
[0113] 説明を容易にするため、本方法を実行するのに全く必要でない装置1000のあらゆる内部電子装置を図10から省略した。] 図10
[0114] 装置1000は第1の提供ユニット1001を含む。第1の提供ユニット1001は基地局110から端末120に送信する第1のデータブロック301および/または第2のデータブロック302に関連付けられた変調情報を提供する。さらに装置1000は第2の提供ユニット1002を含む。第2の提供ユニット1002は基地局110から端末120に送信する第1のデータブロック301および/または第2のデータブロック302に関連付けられたUSF値310を提供する。第1および第2のUSF値310、320を第1のデータブロック301および第2のデータブロック302と共に変調する。また第1のデータブロック301および第2のデータブロック302は同一の端末120に送信する必要はない。]
[0115] 装置1000は幾つかの実施形態によれば処理ユニット1020を含むことができる。処理ユニット1020を表すことができるのは、例えばCPU、プロセッサ、マイクロプロセッサ、または命令を解釈し、実行することができるその他の処理論理による。処理ユニット1020が実行することができるのは、呼処理制御、ユーザインタフェース制御若しくは同類のようなデータバッファリングおよびデバイス制御機能を包含するデータの入力、出力および処理の全てのデータ処理機能である。]
[0116] 制御ノード140のコンピュータプログラム
本ステップ901乃至902の機能を実行するコンピュータプログラムと共に制御ノード140の1つまたは複数の処理ユニット1020により、制御ノード140の方法ステップ901乃至902を実装することができる。従って制御ノード140の方法ステップ901乃至902の実行命令を含むコンピュータプログラムは情報データ300の端末120への送信において基地局110をサポートする方法を実行することができる。]
[0117] 処理ユニット1020にロードする場合本解決手法によれば、方法ステップ901乃至902を実行するコンピュータプログラムを含むデータ担体の形式で、上記のコンピュータプログラムを例えば提供することができる。データ担体は例えばハードディスク、CDROMディスク、メモリスティック、光蓄積デバイス、磁気蓄積デバイスまたは機械で読み取り可能なデータを保持することができるディスク若しくはテープのような任意のその他の適する媒体でありうる。コンピュータプログラムはさらにその上、サーバのコンピュータプログラムとして提供することができ、リモートから例えばインターネットまたはイントラネット接続を経て制御ノード140にダウンロードすることができる。]
[0118] 基地局110および端末120は無線通信ネットワーク100内に含まれる。情報データ300は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302を含む。第1および第2のデータブロック301、302は同一端末120または異なる端末120、端末130に送信される。コンピュータプログラムが含むのは、基地局110から端末120に送信する第1のデータブロック301および/または第2のデータブロック302に関連付けられた変調情報の提供命令である。またコンピュータプログラムがさらに含むのは、コンピュータプログラムが制御ノード140内に含む処理ユニット1020上で動作する場合に基地局110から端末120に送信する第1のデータブロック301および/または第2のデータブロック302に関連付けられた第1および第2のUSF310、320の提供命令である。第1および第2のUSF310、320は第1のデータブロック301および第2のデータブロック302と共に変調される。また第1のデータブロック301および第2のデータブロック302は同一端末120を指定する必要はない。]
[0119] 添付する図面に示す特定の例示実施形態の詳細な説明に使用する用語は本発明を限定すると考えない。]
[0120] 本明細書で使用するように、別途明確に記述しない限り単数形「不定冠詞(a)」、「不定冠詞(an)」および「定冠詞」は複数形をも包含すると考える。さらに理解されるであろうことは、この明細書で使用する場合用語「包含する」、「含む」、「包含している」および/または「含んでいる」は記述する特徴、整数、ステップ、動作、要素および/または構成要素の存在を明記するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素および/または以上のグループの存在若しくは追加を排除しないことである。理解されるであろうことは、要素を別の要素に「接続する」または「結合する」として参照する場合、要素は他の要素に直接接続するか、または結合することができるか、若しくは介在する要素が存在しうることである。さらにその上本明細書で使用するように、「接続する」または「結合する」は無線で接続するかまたは結合することを包含しうる。本明細書で使用するように、用語「および/または」は1つまたは複数の関連し、リストする項目の任意のおよび全ての組み合わせを包含する。]
权利要求:

請求項1
基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、同一の端末(120)又は異なる端末(120,130)に送信される第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記端末(120)に送信する前記基地局(110)の方法であって、前記第1のデータブロック(301)と前記第2のデータブロック(302)とに亘って送信される、第1のアップリンク状態フラグ(USF)値(310)と第2のUSF値(320)とを取得するステップ(502)と、前記第1のデータブロック(301)に関連付けられた第1の変調技術情報を取得するステップ(503)と、取得した前記第1の変調技術情報用に、取得した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と前記第1のデータブロック(301)とを符号化するステップ(504)と、取得した前記第1の変調技術情報に従って、符号化した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と前記第1のデータブロック(301)とを変調するステップ(505)と、変調した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と前記第1のデータブロック(301)とを送信するステップ(506)と、前記第2のデータブロック(302)に関連付けられた第2の変調技術情報を取得するステップ(507)と、取得した前記第2の変調技術情報用に、取得した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と前記第2のデータブロック(302)とを符号化するステップ(508)と、取得した前記第2の変調技術情報に従って、符号化した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と前記第2のデータブロック(302)とを変調するステップ(509)と、変調した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と前記第2のデータブロック(302)とを送信するステップ(510)とを含むことを特徴とする方法。
請求項2
前記第1のデータブロック(301)は、前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分とともに、送信区間の最初の10msの間に送信され、前記第2のデータブロック(302)は、前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分とともに、送信区間の最初の10msに後続する10msの間に送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた前記変調技術情報は、標準シンボル速度のガウシアン最小シフトキーイング(GMSK)、8位相シフトキーイング(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)、並びに、高シンボル速度の4位相シフトキーイング(QPSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)の何れかの変調技術情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
請求項4
前記無線通信ネットワーク(100)は、さらに、制御ノード(140)を含み、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方と、前記第1及び第2のUSF値(310,320)と関連付けられた前記変調技術情報は、前記制御ノード(140)から取得されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
請求項5
前記端末(120)が前記第1のデータブロック(301)とは異なる変調技術で変調された前記第2のデータブロック(302)を受信することを示す確認情報を該端末(120)から受信するステップ(501)をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
請求項6
基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、同一の端末(120)又は異なる端末(120,130)に送信される第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記端末(120)に送信する前記基地局(110)の装置(600)であって、前記第1のデータブロック(301)と前記第2のデータブロック(302)とに亘って送信される、第1のアップリンク状態フラグ(USF)値(310)と第2のUSF値(320)とを取得する第1の取得ユニット(601)と、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた変調技術情報を取得する第2の取得ユニット(602)と、取得した前記変調技術情報用に、取得した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の一部分と、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方とを符号化する符号化ユニット(603)と、取得した前記変調技術情報に従って、符号化した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の一部分と、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方とを変調する変調ユニット(604)と、変調した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の一部分と、変調した前記データブロックとを送信する送信ユニット(607)とを備えることを特徴とする装置。
請求項7
基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、同一の端末(120)又は異なる端末(120,130)に送信される第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記端末(120)に送信する前記基地局(110)の方法を実行するための命令を含む、コンピュータで読み取り可能なコンピュータプログラムであって、前記第1のデータブロック(301)と前記第2のデータブロック(302)とに亘って送信される、第1のアップリンク状態フラグ(USF)値(310)と第2のUSF値(320)とを取得するステップと、前記第1のデータブロック(301)に関連付けられた第1の変調技術情報を取得するステップと、取得した前記第1の変調技術情報用に、取得した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と前記第1のデータブロック(301)とを符号化するステップと、取得した前記第1の変調技術情報に従って、符号化した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と前記第1のデータブロック(301)とを変調するステップと、変調した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と前記第1のデータブロック(301)とを送信するステップと、前記第2のデータブロック(302)に関連付けられた第2の変調技術情報を取得するステップ(507)と、取得した前記第2の変調技術情報用に、取得した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と前記第2のデータブロック(302)とを符号化するステップと、取得した前記第2の変調技術情報に従って、符号化した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と前記第2のデータブロック(302)とを変調するステップと、変調した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と前記第2のデータブロック(302)とを送信するステップとを含む、前記基地局(110)に設けられた処理ユニット(620)で実行されることを特徴とするコンピュータプログラム。
請求項8
基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記基地局(110)から受信する前記端末(120)の方法であって、変調された前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と変調された前記第1のデータブロック(301)とを前記基地局(110)から受信するステップ(702)と、第1の変調技術情報に従って、受信した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と受信した前記第1のデータブロック(301)とを復調するステップ(703)と、変調された前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と変調された前記第2のデータブロック(302)とを前記基地局(110)から受信するステップ(704)と、第2の変調技術情報に従って、受信した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と受信した前記第2のデータブロック(302)とを復調するステップ(705)と、復調した前記第2のデータブロック(302)を復調した前記第1のデータブロック(301)に追加することによって、前記情報データ(300)を抽出するステップ(706)と、抽出した前記情報データ(300)を復号化するステップ(707)とを含むことを特徴とする方法。
請求項9
前記第1のデータブロック(301)は、前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分とともに、受信区間の最初の10msの間に受信され、前記第2のデータブロック(302)は、前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分とともに、受信区間の最初の10msに後続する10msの間に受信されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
請求項10
前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた前記変調技術情報は、標準シンボル速度のガウシアン最小シフトキーイング(GMSK)、8位相シフトキーイング(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)、並びに、高シンボル速度の4位相シフトキーイング(QPSK)、16直交振幅変調(16QAM)および32直交振幅変調(32QAM)の何れかの変調技術情報であることを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
請求項11
前記端末(120)が前記第1のデータブロック(301)とは異なる変調技術で変調された前記第2のデータブロック(302)を受信することを示す確認情報を前記基地局(110)へ送信するステップ(701)をさらに含むことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の方法。
請求項12
基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記基地局(110)から受信する前記端末(120)の装置(800)であって、変調された前記第1及び第2のUSF値(310,320)の一部分と変調された前記データブロック(301,302)とを前記基地局(110)から受信する受信ユニット(801)と、受信した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の一部分と受信した前記データブロック(301,302)とを復調する復調ユニット(802)と、復調した前記データブロック(302)を復調した前記データブロック(301)に追加することによって、前記情報データ(300)を抽出する抽出ユニット(805)と、抽出した前記情報データ(300)を復号化する復号化ユニット(806)とを備えることを特徴とする装置。
請求項13
基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記基地局(110)から受信する前記端末(120)の方法を実行するための命令を含む、コンピュータで読み取り可能なコンピュータプログラムであって、変調された前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と変調された前記第1のデータブロック(301)とを前記基地局(110)から受信するステップと、第1の変調技術情報に従って、受信した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第1部分と受信した前記第1のデータブロック(301)とを復調するステップと、変調された前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と変調された前記第2のデータブロック(302)とを前記基地局(110)から受信するステップと、第2の変調技術情報に従って、受信した前記第1及び第2のUSF値(310,320)の第2部分と受信した前記第2のデータブロック(302)とを復調するステップと、復調した前記第2のデータブロック(302)を復調した前記第1のデータブロック(301)に追加することによって、前記情報データ(300)を抽出するステップと、抽出した前記情報データ(300)を復号化するステップとを含む、前記端末(120)に設けられた処理ユニット(820)で実行されることを特徴とするコンピュータプログラム。
請求項14
制御ノード(140)と基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記端末(120)へ送信する前記基地局(110)をサポートする前記制御ノード(140)の方法であって、前記基地局(110)から前記端末(120)へ送信される、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた変調情報を提供するステップ(901)と、前記基地局(110)から前記端末(120)へ送信される、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた第1のアップリンク状態フラグ(USF)値(310)と第2のUSF値(320)とを提供するステップ(902)とを含むことを特徴とする方法。
請求項15
制御ノード(140)と基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記端末(120)へ送信する前記基地局(110)をサポートする前記制御ノード(140)の装置(1000)であって、前記基地局(110)から前記端末(120)へ送信される、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた変調情報を提供する第1の提供ユニット(1001)と、前記基地局(110)から前記端末(120)へ送信される、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた第1のアップリンク状態フラグ(USF)値(310)と第2のUSF値(320)とを提供する第2の提供ユニット(1002)とを備えることを特徴とする装置。
請求項16
制御ノード(140)と基地局(110)と端末(120)とを含む無線通信ネットワーク(100)において、第1のデータブロック(301)と第2のデータブロック(302)とを含む情報データ(300)を前記端末(120)へ送信する前記基地局(110)をサポートする前記制御ノード(140)の方法実行するための命令を含む、コンピュータで読み取り可能なコンピュータプログラムであって、前記基地局(110)から前記端末(120)へ送信される、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた変調情報を提供するステップ(901)と、前記基地局(110)から前記端末(120)へ送信される、前記第1のデータブロック(301)及び前記第2のデータブロック(302)の少なくとも一方に関連付けられた第1のアップリンク状態フラグ(USF)値(310)と第2のUSF値(320)とを提供するステップ(902)とを含む、前記端末(140)に設けられた処理ユニット(1020)で実行されることを特徴とするコンピュータプログラム。
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